彫刻刀の刃は日本刀と同じで、2枚の異なる種類の刃を合わせて出来ています。
この作り方は日本だけ。
だから海外の刃は研げないんですって。
先生から教わった興味深いことがらの一つです。
さて、ということで、研がなきゃ切れないので、研いで刃を出していきますよ~。
こんなものやあんなもので刃の表と裏を研いでいきます。
この作業がホントに大変できちんと切れる刃を作れるようになるにはどの位かかるのやら…
グラインダー(上の写真)では研いでいくと刃が薄くなり、火花が出てきます。
最初は怖かったものの、しばらくすると、線香花火みたいで綺麗~って思えてきます。
そんなこと思ってる場合かって感じですが…
彫っていくうちに、自分に合った角度や形状が解ってくるらしいので、プロの方達は皆
それぞれ好みの彫刻刀を作り、使っているのですって。
慣れない長時間の姿勢からか、ある日朝起きたら首に激痛が。
そのままロボット状態で首が動かせず、前からお世話になっている先生のところへ。
2回の施術ですっかり治して頂きました。
本当に神様です。
歳とは思いたくないけれどそうなのね。
う~ん。頑張るぞっ!